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小山地区を受動喫煙のないまちに          

北村 諭(小山市)

 喫煙には、能動喫煙と受動喫煙があります。前者は喫煙者がタバコを吸うことで、後者は非喫煙者が喫煙者のタバコ煙を吸い込む事です。タバコの煙には主流煙と副流煙があります。前者は喫煙者が吸い込んで吐き出す煙で、後者は火の付いたタバコから立ち上る煙です。副流煙には主流煙と比べて、ニコチン・タール・一酸化炭素が3〜4倍多く含まれています。
 受動喫煙とは、主流煙と副流煙を同時に吸い込む事です。タバコの煙には、猛毒のニコチン・タール・一酸化炭素の他に70種類の発癌物質と200種類の有害物質が含まれています。
 喫煙者は非喫煙者と比べ、平均寿命が10年短くなります。その原因は、心筋梗塞・脳梗塞・動脈硬化・全身諸臓器の癌など様々です。
 最近は、禁煙は当然の事であり、他人の煙を吸う受動喫煙防止が全世界的な重要課題となっています。
 最近の研究によると、受動喫煙は短時間・低濃度でも、成人や小児の心血管系などに重大な悪影響を及ぼす事が明らかになりました。受動喫煙防止条例は、世界35ヶ国以上で施行されており、日本は世界の潮流に取り残されています。現在、日本の成人喫煙率は 21.7%で、国民5人の中4人は非喫煙者です。特に栃木県の喫煙率は、全都道府県のワースト4位です。
 我々小山地区医師会員は、小山地区の皆さんを受動喫煙の被害から守る為に最善の努力をしたいと思います。