平成12年にスタートした高齢者の暮らしを社会全体で支える仕組みです。40歳以上の人は介護保険に加入し保険料を支払います。その保険料や税金を税源とし、介護が必要な人は、費用の一部(一割)を負担するだけでさまざまな介護サービスを受けることができます。
【在宅サービス】 |
訪問介護 |
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ホームヘルパーが家庭を訪問し、食事や排泄など日常生活上の介護や、調理や洗濯などの生活援助を行います。
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訪問入浴 |
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家庭の浴室での入浴が困難な人を対象に、浴槽を持ち込み入浴の介助をします。
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訪問看護 |
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医師の指示に基づき、看護師が家庭を訪問して健康チェックや看護処置などを行います。
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訪問リハビリテーション |
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理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が家庭を訪問し、心身機能の維持回復と日常生活の自立に向けた訓練を行います。
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居宅療養管理指導 |
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医師、歯科医師、薬剤師が医学的な健康管理・薬剤管理について指導・助言をします。
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通所介護(デイサービス) |
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施設に通い、日常生上の介護や、機能回復のための訓練・レクリエーションなどを行います。
通所リハビリテーション医療機関や老人保健施設などに通い、心身機能の維持回復と日常生活の自立に向けた訓練を受けます。
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短期入所生活介護(ショートステイ) |
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施設に短期間入所し、入浴・食事などの日常生活上の介護や機能訓練を受けます。
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特定施設入居者生活介護 |
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介護保険の指定を受けた有料老人ホームやケアハウスなどで生活しながら介護や支援を受けます。
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福祉用具貸与・特定福祉用具販売 |
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介護用ベッドや車いす、床ずれ防止 用具など、在宅生活を支える用具が借りられます。
腰掛け便座や入浴用いすなどの福祉用具は、指定事業者から購入した場合に、費用が支給されます。
※平成27年度から予防訪問介護・予防通所介護サービスは地域支援事業に移行されました。
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【地域密着型サービス】 |
認知症対応型共同生活介護(グループホーム) |
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認知症の高齢者が少人数で共同生活する住まいです。家庭的な環境の下、専門的な知識と経験をもった介護スタッフによる、日常生活上の介護や機能訓練などの援助を受けながら、一人ひとりの能力をいかして共同生活をします。
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認知症対応型通所介護 |
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施設に通い、認知症高齢者に配慮した日常生活上の介護や機能訓練を受けます。
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小規模多機能型居宅介護 |
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身近な地域の施設に通所または短期間入所して介護や機能訓練を受けたり、自宅で訪問介護を受けたりすることができます。
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地域密着型特定施設入居者生活介護 |
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介護保険の事業者指定を受けた、小規模な有料老人ホームやケアハウスなど(定員30人未満)で生活しながら介護を受けられます。
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地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 |
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常時介護が必要で、家庭での生活が困難な方が入所する、小規模な特別養護老人ホームです。食事や排泄など日常生活上の介護や、身の回りの世話を受けられます。
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【施設サービス】 ※施設申し込みは原則要介護3以上の方が対象となります |
指定介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム) |
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常時介護が必要で家庭での生活が困難な場合に入所する施設です。要介護者に対して、入浴・排せつ・食事等の介護等の日常生活の世話
、機能訓練 、健康管理 、療養上の世話等を行います。
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介護老人保健施設 |
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病状が安定し、リハビリを中心とする医療ケアと介護を必要とする場合に入所する施設です。医師による医学的管理や看護・リハビリ・栄養管理と食事・入浴等の生活介護を行います。
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指定介護療養型医療施設 |
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比較的長期にわたって療養を必要とする場合に入院する施設です。
医師による医学的管理や看護・リハビリ・栄養管理と食事・入浴等の生活介護を行います。 |