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   明日からの健康のために、年に一度の健診を受けましょう。

 生活習慣病は、いつのまにか進行し、気付いたときには重くなっていることも少なくありません。例えば、肥満→脂質代謝異常、糖尿病、高血圧→腎臓病、心臓病、脳卒中。
 長く健康的な生活を楽しむために、”兆し”のうちに見つけ、生活習慣を改善し、健康状態を維持することが大切です。
 詳細は各自治体の健康増進課にお問い合わせください。

   健診 (特定の疾患を対象としない健康診断)

 国民健康保険加入者、後期高齢者医療制度加入者、生活保護法による被保護世帯に属する方(40歳以上)が対象になります。
 特定健康診査は、一般には「メタボ健診」と呼ばれ、糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病は内臓脂肪蓄積型肥満が主因となるという考えに基づき、2008年から全国市町村に実施が義務付けられました
 対象者:40歳以上(自治体により、30代から) 内容:身体計測、血液検査、尿検査など
目的:生活習慣病(糖尿病、脂質代謝異常、高血圧など)、メタボリックシンドロームの早期発見

「特定健診・高齢者健康診査」実施医療機関の一覧

 
   検診 (特定の疾患を早期に発見し、治療するための検査)

1、 がん検診
 日本のがん死亡者は年間30万人を超え、死亡原因の第1位です。一人の人が生涯にがんにかかる可能性は、男性の2人に1人、女性の3人に1人と推測されます。近年の診断と治療の進歩により、早期発見、早期治療が可能ながんも増えてきています。

「がん検診」実施医療機関の一覧

胃癌
大腸癌
肺癌
前立腺癌
子宮癌
乳癌

胃がん検診
 対象者:40歳以上(自治体により、30代から)
 内容:バリウム検査・自治体によりABC検診(血液検査による胃癌のリスク検診)

肺がん検診
 対象者:40歳以上(自治体により、30代から)
 内容:胸部レントゲン撮影・自治体により喀痰細胞診

大腸がん検診
 対象者:40歳以上(自治体により、30代から)
 内容:検便検査

前立腺がん検診
 対象者:50歳以上の男性
 内容:血液検査(PSA)

子宮がん検診
 対象者:20歳以上の女性
 内容:子宮頚部からの細胞診(自治体により、個別検診では体部からの細胞診も実施)、自治体により、HPV検査も実施(子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスの感染の有無)

乳がん検診
 対象者:30歳以上の女性
 内容:超音波検査、マンモグラフィ(自治体により40歳以上)、視触診(集団検診では実施せず。自治体により個別検診時実施)

2、 骨粗鬆症検診
 骨粗鬆症は、骨からカルシウムが溶け出して骨がもろくなり、ちょっとした外力が加わっても骨折しやすくなります。高齢化に伴い患者さんも増えており、また無理なダイエットや偏食、運動不足が原因で骨粗鬆症になりかけている若い女性もみられるようです。
 背骨がつぶれてくると、背中が丸くなり、腰痛がおき日常生活に支障が出るだけでなく、おなかの内臓が圧迫されて、食道炎や便秘の原因になることもあります。また転んだだけで大腿の骨が骨折して高齢者の寝たきりの原因になることも少なくありません。

 対象者:40・45・50・55・60・65・70歳の女性
 内容:超音波検査

「骨粗鬆症検診」実施医療機関の一覧

3、肝炎ウイルス検診(B型+C型)
 肝炎を起こすウイルスにはB型、C型の肝炎ウイルスがあり、主に血液によって感染します。肝炎ウイルスに感染した状態を放置すると慢性肝炎を発症することが多く、さらには肝硬変、肝臓がんに進行することもあります。一方、最近ではインターフェロンや内服の抗ウイルス薬の治療により完治も期待できるようになりました。そのためにも、検診で早期に発見し早期に治療することが大切です。

 対象者:40歳以上(自治体により、受診歴がないことなどの制限あり)
 内容:血液検査

「肝炎ウィルス検診」実施医療機関の一覧

4、先天性股関節脱臼検診
 先天性という名がついていますが、9割以上は後天的なもので、赤ちゃんの脚を無理に伸ばしたり、不適当なおむつの当て方をしていると股関節の発達が阻害され、関節が外れやすくなります。股関節脱臼は女の子に多く、男の子の約6倍程度の頻度で起こります。赤ちゃんは脱臼していても痛がって泣くことはありませんが、成長に伴い歩行や姿勢に障害を起こすようになります。診断が遅れたり、見逃されていた場合にはなんらかの機能障害を一生残してしまうことになりますので、必ず生後3か月前後で検診を受ける必要があります。
 ただし小山市と下野市では3か月の時点で市内の各整形外科での健診となります。  
 また野木町と上三川町では4〜5か月の乳児健診で同時に行われます。

「先天性股関節脱臼検診」実施医療機関の一覧

5、乳幼児健診
 それぞれの年齢において、医師の診察や保健師による指導がされます。市町村によって詳細が異なる場合もあります。

1ヶ月健診
  一般に出産した医院、病院で行われます。公的健診ではありません。
4〜5ヶ月健診
  体重、身長、頭囲、胸囲などの身体計測と内科診察が行われます。
定頸、精神運動発達、反射レベルなどから重度の神経疾患や、斜頸、心疾患などの異常をチェックする大事な月齢です。
9〜10ヶ月健診
  身体計測などが行われ、前回の健診からの経過がチェックされます。健常児も発達等の問題がないかチェックされます。
1歳半健診
  歩行や生活習慣、行動上の問題、言葉や精神発達が観察されます。またこのころに診断が可能になる斜視や軽い難聴などがチェックされます。第一反抗期の意味と扱い方やしつけの方法、食事・運動などの生活習慣の重要性、事故防止の知識などが指導されます。
3歳児健診
  身体計測と内科診察のほかに、保育園や幼稚園での集団生活を行うのに必要な精神運動発達や生活習慣・言語や社会性の発達がチェックされ、視力・聴力検査、尿検査が行われます。

「乳幼児健診」実施医療機関の一覧

 

6、歯周病検診(自治体により)
 対象者:40・50・60・70歳
 内容:問診、歯周検査

   人間ドック・脳ドック・心臓ドックなど(自治体により異なる)

 国民健康保険加入者で、国民健康保険税を期限までに完納している世帯の方や栃木県後期高齢者医療保険加入者で、納期到来分の保険料を完納している方を対象に、人間ドックなどの実施もしくは助成の制度があります。対象年齢は各自治体により異なります。詳細は各自治体にお問い合わせください。